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  • 【ミニバス指導】溢れる情報から最適なものを選択することがコーチの役割

    【ミニバス指導】溢れる情報から最適なものを選択することがコーチの役割

    ミニバスチームを運営する上で、練習計画の大切さを勉強してきました。
    現在、自身の経験や、書籍、周りの方々からの指導など、あらゆる情報の中から必要なものを列挙するという作業を行っています。
    この作業を行っていて思うこと。世の中情報で溢れかえっている!
    溢れかえった情報をどう処理するのかが、非常に重要だと思いました。
    この後のためにも、考えを一度整理しておきたいと思います。

    はじめに

    練習計画について、今まで以下の通り学んだことを書いて来ました。

    【ミニバス指導】練習計画の大切さ
    【ミニバス指導】練習計画を立てるための手順
    【ミニバス指導】練習計画 – 選手に学んでほしい項目の列挙

    学んだ結果をまとめた、最新の図は以下の通りです。

    練習計画を立てるための手順 Rev.2

    前回の記事では、新たな要素「項目を分解して関連を定義」を追加することで、全体的に納得のいく手順になりました。

    今回は、「項目を分解して関連を定義」の部分を掘り下げようと思っていましたが、その前に「選手に学んで欲しい項目を列挙」を実践するにあたって考えたことを書いていきます。

    世の中バスケ指導に関する情報が溢れかえっている

    選手に学んで欲しい項目を列挙するため、以下の主に以下の情報源を基に洗い出しを進めています。

    • 過去のミニバス指導の経験でアウトプットしてきたスローガンや決まりごと、月間テーマ、練習メニューを振り返る。
    • バスケットボール指導教本、バスケットボールの教科書など、普段参考にしている数々の書籍を読み返す。
    • JBAホームページに公開されている習熟度別指導内容のスキル一覧を参照。
    • JBAで出している動画教材や、有名指導者の方が出しているDVD教材。
    • 普段参考にさせて頂いている、有名指導者の方のブログやYouTubeチャンネルなどを参照。

    学んで欲しい項目を列挙するというアウトプットを前提として、改めて情報収集に励んでいます。
    この作業をやっていて、つくづく思うこと。

    世の中バスケ指導に関する情報が溢れかえっている!

    グーグル先生にちょっと尋ねただけで、星の数ほどの情報を提示してくれます。
    いつも見ている情報以外にも、こんなのもありますよって。
    知らなかった有名指導者のブログとか見つけてしまって、しばらく見入ってしまったり。

    見るモノ全てが、本当にその通りだ。子どもたちにやらせたら絶対上達するなぁと思えてしまう。
    そりゃそうですよね。有名で実績のある指導者の方々が、実際に効果のあった情報を流している訳ですから。
    多分、何をやっても一定の効果はあると思います。

    ネットや書籍など有名な方が発信した情報でなくても、身近なコーチ間の会話でも「確かにいい取り組みだ。うちも取り入れよう。」など、その都度思ってしまいます。
    情報を提供頂ける方々も、みんな自分がやってみて効果があった生の声ですから、とても貴重な情報です。

    本当に便利な世の中になったものです。
    書籍も電子書籍で安く、読みやすくなり、読書の効率も上がりました。
    ネット上には無償かつ有益な情報が膨大に転がっています。
    LINE、Twitter、FaceBookなどSNSの普及により、指導者間のコミュニケーションも簡単に取れるようになりました。

    やる気さえあれば、誰でも簡単に収集可能な情報の海。
    情報の海に呑まれて溺れてしまうのか、波を捕まえて乗りこなすのか。
    膨大な情報をどう扱うか?がカギになるということは言うまでも無いと思います。

    優秀なコーチとは?

    「溢れる情報をどう扱うか?」について、私が参考にしている書籍の中に良い記述がありました。
    「バスケットボールの教科書 1巻 技術を再定義する」鈴木 和良 著 。
    全4巻の中の一番最初に、優秀なコーチが以下の通り定義されています。

    一昔前の優秀なコーチとは、情報を「知っている」こと。
    現在の優秀なコーチとは、溢れる情報の中から最適なものを「選択できる」こと。

    「バスケットボールの教科書 1巻 技術を再定義する」鈴木 和良 著 の中から抜粋して要約

    本当にその通りだなぁと、練習計画を立てる作業を行っていて改めて思いました。

    溢れる情報は全て正しいはずで、何をやっても一定の効果は得られるはず。
    しかし、得た情報を全て試すことは到底不可能です。
    時間は有限だからです。

    有限の時間で、何を行うのか?
    「スローガン」や「チーム・選手の状況把握」から、最適なものを選択することがコーチの腕の見せ所とのことです。

    やっぱり練習計画は重要

    溢れる情報の中から最適なものを選択できることが優秀なコーチとのことでした。

    最適なものを選択するためには、「スローガン」、「チーム・選手の状況把握」が必要です。
    まさしく、今取り組んでいる練習計画ですね。

    つまり、最適な情報を選択できる優秀なコーチは、明確な練習計画を持っているということ。
    ますます練習計画は重要であることが分かりました。

    更に思ったこと。
    無数にある情報を闇雲にインプットしまくるのも、時間は有限であることを考えると得策じゃないと思いました。
    練習計画でチームや選手に必要なことが明確になっていれば、インプットの段階でフィルタリングすることも可能と思いました。
    極端な話、マンツーマンディフェンスしかやらないと決まっているチームなのに、ゾーンディフェンスの情報をいくら収集したって役に立ちませんからね。

    おわりに

    バスケ指導に関して世の中に溢れる情報。
    チームや選手にとって最適なものを選択することがコーチとして大切であることを再認識しました。

    そして、最適なものを選択するための判断基準しても、練習計画が重要であることが分かりました。
    引き続き、頑張っていきます。

    最後までお読み頂きありがとうございました。
    それではまた!

  • 【ミニバス指導】練習計画 – 選手に学んでほしい項目の列挙

    【ミニバス指導】練習計画 – 選手に学んでほしい項目の列挙

    前回の記事で、練習計画を立てるための手順について、学習した内容を図にまとめ理解を深めました。
    練習計画を立てるための1つ目の手順「選手に学んでほしい項目の列挙」を実践してみると、新たな疑問が湧いて来ました。
    それは、どれくらいの粒度(細かさ)で列挙していけばいいのか?
    今回は、これについて考えてみたいと思います。

    はじめに

    練習計画の立て方に関して、以下2つの記事を紹介しました。

    【ミニバス指導】練習計画の大切さ
    【ミニバス指導】練習計画を立てるための手順

    バスケットボール指導教本などの書籍で学んだ、練習計画の大切さ、練習計画を立てるための手順を、自分なりに1枚の図にまとめることで理解を深めることができました。
    今回は、下図の赤点線で囲んだ箇所、「選手に学んでほしい項目の列挙」について考えていきます。

    練習計画を立てるための手順

    どれぐらいの粒度で列挙すれば良い?

    前回の記事 【ミニバス指導】練習計画を立てるための手順 で、新たに湧いた疑問。
    それは、「どれくらいの粒度(細かさ)で列挙していけばいいのか?」でした。

    選手に学んでほしい項目は、ちょっと考えただけでも、どんどん出てきそうに思えます。
    それらを全部列挙して、優先度付けて、練習ドリルに落とし込んで、マイルストーンを決めて取り組んで、選手やチームの状態もちゃんと把握して、時には練習計画を見直ししたり、練習の難易度調整したり。
    こんな感じでやっていけば、きっとチームは強くなるはず!
    よし、どんどん列挙しまくろう!

    バスケットボール指導教本の例

    列挙するにあたって、自身の経験だけでは不十分なので、書籍や動画教材、インターネット、他コーチからのアドバイスなど、広く情報収集する必要があるとのことでした。
    確かに、どんな感じで挙げたら良いかイメージを掴むため、バスケットボール指導教本に載っている例を見てみようと思います。

    選手に学んで欲しい項目の例

    1行目、チームオフェンスの項目として「リバウンドからファストブレイク」とありました。
    ちょうど私のチームでも特徴にしたいと考えていた項目。
    間違いなく優先度は「M: Must」になるはず。
    他にもバスケットのスキルだけでなく、人間性、精神面に関わる項目もありますね。

    いや、ちょっと待って。こんなざっくりで良いの?
    「リバウンドからのファストブレイク」って、「リバウンド」と「ファストブレイク」って2個入ってるし。

    私も「リバウンドからファストブレイク」については、ドリルを作って一連の流れを練習させてましたが、それは最後の大会に近い時期のことでした。

    「リバウンドからファストブレイク」ができるようになるために、まずはリバウンド。
    そして、リバウンドを取るためには、ボックスアウト。
    マークマンを捕らえるヒット、体を使って締め出すブロックアウト。
    ボールの飛んだ位置を瞬時に判断する能力。
    ジャンプして空中でキャッチ。
    キャッチした後のボールキープの姿勢。

    リバウンドを取ったら味方にパス。または自分でドリブル。
    リバウンドに絡まない選手は、チームの決まりに沿ったラインを走る。
    ゴールまで行けたら最高速度のドリブルからのレイアップシュート。
    などなど。

    「リバウンドからファストブレイク」に至るまでに、習得してほしい項目が大量にあります。
    もしかして、指導教本に書いている例は、中学とか高校とかもっと上の年代の話なのでは?とも思えてきました。
    リバウンドを習得するまでの細かい基礎スキルは既に習得済みという前提で。

    私のようなミニバスコーチでも、最終的には「リバウンドからファストブレイク」を習得して欲しい。
    でも、その前段階として「リバウンド」を習得して欲しい。
    更にその前段階の「リバウンドジャンプ」とか「キャッチ後の姿勢」とか超基礎的なスキルも。

    習得して欲しいことは大小いっぱいある。それをどこまで列挙すれば良いのだろう?
    これが疑問でした。

    習熟度別指導内容

    JBAのホームページに、「習熟度別指導内容」というものが公開されています。

    指導内容資料 – 1.習熟度別指導内容

    男女プレーヤーが16歳頃までに習得すべき、基本技術からプレー戦術の基礎までの内容が掲載されています。
    指導者の方に是非とも知って頂きたい考え方・内容となります。

    JBAホームページ – 習熟度別指導内容

    これを見ると、

    ①フットワーク・ボディコントロール ②ショット ③ドリブル など、全14個のグループに分かれています。
    ⑧リバウンドの項目もありました。

    リバウンドの中身を見てみると、

    R1 リバウンドの考え方とメンタリディ
    R2 リバウンド – 両手キャッチ
    R3 リバウンド – 片手キャッチ
    R4 ボックスアウト・ヒットファースト
    …
    R22 トランジションリバウンドに飛び込む
    R23 何人入るべきかの戦略: 行くか行かないかの判断

    全23項目のスキルに分かれています。
    リバウンドの考え方から、キャッチといった基礎的なこと、そして戦略に至るまで。

    解説動画のYouTubeリンクが貼られていたり、JBAで出しているDVDテキストの参照先が書かれていたり、技術解説や練習方法を参照できるものもあります。
    解説の参照先が載っておらず、スキル名称だけ分かるものも多くありますが、育成年代で習得すべきスキルがしっかり洗い出されて分類されていること。
    練習計画を立てるにあたって貴重な情報であると思いました。

    更に、DVDテキストには、これらの1つ1つのスキル動画解説に、習得に適した年齢が定義されています。
    習熟度別指導内容と合わせて参考にすることで、ミニバスの年代で習得すべきスキルが、ある程度抽出できそうです。

    「16歳までに習得すべき技術とプレー戦術の基礎」とJBAが公開している情報ですので、これを列挙する粒度の目安として利用する他無いと思いました。

    これで列挙する粒度に関する疑問は解決したかに思えました。
    しかし、まだ半分しか解決していません。

    粒度の違う要素をどう具体化していくのか?

    指導教本に載っていた例、「リバウンドからファストブレイク」は、習得すべきスキルが多く含まれていることをお話ししました。
    更に他の例を挙げると、U12ブロック育成センターの資料に、ドリブルの項目として以下のコンセプトが記載されていました。
    「プレッシャーの強いディフェンスに対して、自滅(ファンブル)しない技術を身につける」
    「ディフェンスに対して常に攻めの姿勢を保てるように技術を磨く」

    これらはどれも、リバウンド、ファストブレイク、ドリブルなど、スキルの大きな括りについて述べているもの。
    粒度が大きいと言えると思います。

    それとは逆に、習熟度別指導内容に掲載されているスキル群。
    これも同様に習得すべき項目ではありますが、スキル要素をより細かく分割したスキルです。
    粒度が小さいと言えると思います。

    これら粒度の異なる項目をどう扱っていくべきか?
    これがもう半分の疑問となります。

    バカチョンに洗い出して計画に割り当てていった場合、具体的なドリル化の段階で、重複する練習があったりと無駄な時間を使ってしまう可能性があります。
    また、スローガンに対して、必要なスキル項目をカバーできているかの検証も難しいかもしれません。

    そこで思いついたのが、「項目を分解して関連を定義すること」

    リバウンドであれば、ボックスアウト、キャッチ、ジャンプ、ボールキープなど、洗い出したあとに細かなスキル要素に分解していきます。
    粒度の大きい「リバウンド」
    粒度の小さい「両手キャッチ」

    何も考えずに、ひたすら項目を列挙していく。
    「リバウンド」の項目を分解して「両手キャッチ」が出て来たら、重複しているので1つとして扱えば良いだけ。
    逆に、項目を分解していく過程で、新たに必要なスキル項目が見えてくることもあるかと思います。

    練習計画を立てる手順の図に、以下の赤点線部分の「項目を分解して関連を定義」を加えます。

    練習計画を立てるための手順 Rev.2

    おわりに

    コーチとしてやってきて感じていた違和感はこれだったのかもしれません。

    チームのスローガンを達成するために、必要な練習ができているか?
    定量的に評価することが難しいと感じていたからです。
    スローガンをスキル要素に分解して関連付けることで、練習がどこまでカバーできているか視覚的に評価できますし、足りない練習を補うことができると思います。

    これで、うまくいきそうな気がしてきました。
    次回は、追加した手順「項目を分解して関連を定義」について、実践を通じて詳しく見て行きたいと思います。

    最後までお読み頂きありがとうございました。
    それではまた!

  • 【ミニバス指導】練習計画を立てるための手順

    【ミニバス指導】練習計画を立てるための手順

    前回の記事で、ミニバスコーチとしてチーム運営するにあたり、練習計画が大切であることを紹介しました。

    【ミニバス指導】練習計画の大切さ

    今までは、チームのスローガン、月間テーマ、1日単位の練習メニューについては資料化して、まあまあ関係者間で共有できていたと思います。
    しかし、なぜこの練習メニューがスローガン達成につながるのか?といった関連性が、しっかりと定義されていなかったと反省しました。
    そのために足りていなかったものが練習計画です。

    練習計画を立てるために、具体的に何をどうすれば良いのか?
    手順について勉強した結果をまとめます。

    参考にした情報

    まず、今回の記事を書くにあたり、参考にした書籍を紹介しておきます。
    色々な媒体で情報収集を行っていますが、以下の3つが主な情報源となっています。

    この時代、ネットを中心に多くの情報が溢れかえっていますが、必要な情報だけのつまみ食いとならないよう注意しています。
    体系的に知ること、深く知ること、最新の情報にも触れること、これがバスケット指導者としても大切なんだろうと思います。
    ソフト開発に置き換えると、サンプルコードの寄せ集めだけでソフトを作り上げてしまうコピペプログラマー。
    想定外の動きをしたり、トラブルが発生したりすると、すぐにお手上げ状態となってしまいます。
    バスケの指導現場でもそうならないよう、これらの貴重な情報源を用いて、しっかりと基本的なスキルを習得していきたいと考えています。

    バスケットボール指導教本 改訂版 [上巻]
    公益財団法人 日本バスケットボール協会

    日本バスケットボール協会公式の指導書であり、指導者として必要な知識がリファレンス的に網羅されている良い書籍だと思います。
    普段多くの情報を参考にしますが、この「バスケットボール指導教本」に随所で立ち帰るようにしています。

    バスケットボールの教科書 4 指導者の哲学と美学
    鈴木 良和 (株)ERUTLUC代表

    バスケットボールの家庭教師で有名な(株)ERUTLUCの代表である鈴木良和さんの書籍です。
    バスケットボールを構成する要素、定義を深掘りして、本質に迫る素晴らしい書籍です。

    バスケの大学
    三原学さんのブログ
    https://coach-mm.com

    三原学さんのブログ「バスケの大学」は、コーチに就任したての頃、長くコーチ業をやっている幼馴染に教えてもらいました。自身の体験通じた貴重な情報を、大変分かりやすく解説されており、YouTubeチャンネル、ネットラジオなど継続的に活用させて頂いております。

    練習計画を立てるための手順

    前置きが長くなりましたが、練習計画を立てるための具体的な手順に入ります。
    上記の書籍等で学んだことを記録していきます。

    概要

    今回学んだ、バスケット練習計画を立てるための手順を、1枚の図にまとめました。

    練習計画を立てるための手順


    各要素について詳しく見ていきます。

    必要項目の体系図

    スローガンを達成のため、選手たちに学んで項目を列挙していきます。

    列挙するにあたり、自身のプレーヤーとしての経験や、今までの指導経験から挙げることは簡単だと思います。
    でも、それだけだと偏ってしまい、よりチームに対して重要な項目を見落としてしまう可能性があります。
    そのため、書籍や動画教材、インターネットなどの情報や、他のチームのコーチよるアドバイスなど、広く情報収集を行うことが大切となります。
    この段階では、とにかく考えられる項目を全て挙げることが重要とのことです。

    そして、挙げた項目の中から、チームや選手の現状と照らし合わせて、取捨選択を行う。
    「チームの今のレベルでは、到底期間内には習得できなそうだな。中学校に行ってから頑張ってもらうとして、今は地盤作りに徹しよう。」など。
    優先順位の決め方は、以下の3段階で設定するのが良いとのことです。

    M: Must(必ず行う)
    S: Should(Mustの次の段階として行う)
    C: Could(時間があれば行う)

    必要項目の体系図を作成するにあたって、「スローガン」と「チーム・選手の現状把握」の要素が影響しあうことになると思います。
    どういうチームにしたいのか、まずは明確なスローガンと立てることが第一だと思います。
    そして、チーム、選手の状況を正しく把握しなければ、適切な優先度設定はできません。
    どのようにチームや選手の状況を評価するのか?これだけでも非常に楽しみ甲斐のあるテーマかと思います。
    後日掘り上げていこうと思います。

    長期計画

    必要項目の体系図で明確にした取り組むべき項目。
    それらをいつまでに習得するのかを定めるのが長期計画です。

    まずは、マイルストーンとなる大会や試合を記入します。
    そして、それまでの期間を「一般的準備期、専門的準備期、試合期、移行期」の4つの期に分けます。
    期間ごとに習得する項目をあてはめていきます。

    中期計画

    長期計画で、各期間で習得すべき項目を決めました。
    それを具体的にどんな練習で取得するのか、具体化していくのが中期計画です。

    1週間の計画

    中期計画で具体的な練習にまで落とし込みました。
    週単位で、この練習にどのくらい時間をあてることができるのかを計画します。
    選手の疲労や回復効果を考慮して、適切に休みを入れることも必要となります。
    また、学校行事や体育館割り当てのなど練習環境の都合も関わってくると思います。

    1日の練習計画

    1日単位で行う練習をタイムテーブルを意識した練習メニューとして作成します。
    1日の部活動の中には、ウォーミングアップやクーリーングダウン、コーチからのお話や、選手の反省など、スキル習得以外の大切な活動もあるかと思います。それらも考慮して時間単位で計画していきます。

    手順が分かった上で改めて振り返る

    練習計画を立てるための手順が分かりました。
    その上で、今までの自分を振り返ると、以下のものはまあまあできていたと思います。

    ・チームスローガン
    ・中期計画の一部
    ・1日の計画

    「中期計画の一部」については、月単位で強化すべきテーマを取り決めて活動したといやつです。
    ただ、全体的な流れは頭の中にあっても、計画として共有していませんでしたので、月単位でぶつ切りでテーマ設定したのと変わらないことが分かりました。

    振り返ってみると、年間計画、週の計画が抜けており、スローガンからトップダウンで日々の活動まで結びつける必要があると改めて思いました。

    新たな疑問

    練習計画を立てる手順が分かりました。
    今後はこの手順に沿って、不足した検討と資料化をひたすら実践するのみ。

    なのですが、実際にやろうとすると新たな疑問も湧いて来ます。
    ただ手順を知るのと、実際に手を動かすのとでは大違い。
    新たな疑問が湧いてくるということは、進歩した証だと思います。

    疑問というのは、「選手に学んでほしい項目」の洗い出し。
    それは、どのぐらいの「粒度」で行えば良いのか?

    参考にした指導書には、チームオフェンスの例として、「リバウンドからのファストブレイク」という項目がありました。
    自分のチームにとっても最重要項目です。

    でもこれって、「リバウンド」と「ファストブレイク」2つの要素に分かれないかい?
    チームに必要な項目として挙げる分には良いと思います。
    ただ、具体的なドリル化することを考えると…

    リバウンドはリバウンドでも、ボックスアウト、ジャンプ、キャッチの姿勢とか、習得して欲しい要素がいっぱい集約されています。ファストブレイクだって同じこと。

    挙げた項目を長期計画に割り当てるまではスムーズにいきそうです。
    しかし、中期計画で具体的なドリル化するところ、一筋縄で行きそうに無いぞ!

    まだまだ勉強することいっぱいありそうですね。
    引き続き頑張ります。

    最後までお読み頂きありがとうございました。

  • 【ミニバス指導】練習計画の大切さ

    【ミニバス指導】練習計画の大切さ

    今後は、ミニバス指導に関して学んだことについて「バスケ指導」のカテゴリにて情報発信を行っていきます。

    今回は、練習計画の大切さというタイトルです。
    前回記事で、コーチ就任当初に思い描いていた理想と、現実のギャップが、未だ埋まらないという反省点に触れました。
    そのギャップの1つが練習計画です。
    現在コロナの影響で、今までよりは勉強する時間が取れるようになりましたので、学んだことをここでアウトプットしていきます。

    練習計画の必要性には気づいていたが…

    ミニバスのコーチに就任してすぐ、チーム運営していく上で練習計画を立てることは必要不可欠であると考えていました。
    必要な理由は以下の通り2つ。

    チーム関係者全員で方向性を合わせるため

    ミニバス指導者は、仕事しながらボランティアでやっている人が多いと思います。

    私も普通にサラリーマンでしたので、平日の部活動なんか全くといって顔を出すことはできませんでした。
    学校が夏休みや冬休みといった長期休暇に入ると最悪です。
    サラリーマンは普通の平日。それなのに週末同様に日中3時間の体育館割り当てが続きます。
    そのため、土日でしっかりと練習メニューを用意してポイントを伝え、子どもたち主体で活動できるようにしなければなりませんでした。

    少しでも指導できる確率を上げるため、アシスタントコーチもいっぱい居ます。
    コーチ陣全員で指導の方向性を合わせること。
    そのために、練習計画を資料化して、関係者全員で共有することが大切であると考えていました。

    ムダをなるべく排除するため

    理由の2つ目は、なるべくムダなことをしないためです。
    チームのスローガンはコーチ就任してすぐに決めました。
    そのスローガンを達成のために、計画は必要だと考えていました。

    長年、エンジニアとしてソフト開発を職としており、ソフト開発もチーム作りも同じだという考えから来ています。

    品質は上流で作り込む

    19年間、繰り返し上司から指導頂いてきた言葉。
    品質の良いソフトを開発するためには、開発フェーズの上流こそが最重要という考えです。

    もう少し簡単に説明すると、あるお客様からソフト開発の依頼があったとします。
    開発の一番最初の仕事は、お客さんと打ち合わせして要望を聞き出し、ソフトの仕様を決めること。
    決めた仕様に沿って設計して、設計内容に沿ってプログラミングして、テストして完成。
    超ざっくりですが、「仕様決め→設計→プログラム製作→テスト」という流れで一般的にソフト開発は進みます。

    ここで、開発の流れの最上流にあたる「仕様決め」で、お客さんとの認識のズレがあったとしたらどうでしょう?
    お客さんはとにかく訛りが凄くて、開発者は言っていることの7割しか聞き取ることができなかったとします。
    それでも「まあ、いっか!」って、ダメな開発者はソフトを完成させてしまいました。
    いざ納品。お客様から一言「なんか思ってたんと違う…」
    実は、強い訛りの中に重要な仕様が隠されていたのです。(例えばの話ですよ)

    はい。仕様決めからやり直し。
    仕様が変わるのだから、設計もやり直し。プログラムも作り直し。テストもやり直し。
    私たちエンジニアが仕事すると、1時間当たりいくらってお金が発生します。それはもう大赤字。
    作り直すので納期も間に合わない。お客さんからも会社からもめっちゃ怒られます。
    怒られるだけならいいですけどね。
    工場止まったり、生産が遅れたり、新商品が世に出なかったり、最悪日本経済にまで影響してしまったりして。

    幸いそこまでの大失敗は今まで経験ありませんが、こういう業界でずっと生きて来ました。
    だから、バスケにも同じことが言えると直感的に感じていました。

    最上流は、チームのスローガン。
    どういう特色を持ったチームにしたいのか、どういう選手になって欲しいのか。
    そのために、いつ頃までにチーム・選手は、何を練習して何を習得するのか。

    もしも、最上流である「スローガン」が今のチームに全く合わないものだったら?
    最後の大会直前にそれに気付いたとしたら、もう目も当てられません。
    何日も徹夜してバスケの練習したら、大会までに選手たちはレベルアップする?
    ソフト開発のように、コストを犠牲にしたところで、プレイの品質は向上しません。
    今までやってきた練習、活動そのものが、ムダに終わってしまうことになります。

    そういう意味では、バスケはソフト開発よりも後戻りの損害が大きい気がします。
    ソフトは10年、長くてもせいぜい20年間使われます。
    現在小学生である選手たちは、この先30年、40年、50年。
    バスケを好きになって、続けていくことになりますからね。

    出来たことと出来なかったこと

    計画を立てることの大切さ、自信の経験から分かってはいました。

    計画をしっかりと立てて、チーム関係者で方向性を合わせる。
    計画を見える形にしておくことで、もしも計画に無理があったり誤りがあれば、迅速に軌道修正を行うことができる。

    練習計画を立案して、見えるようにしておくことで、このような良いことがあると思います。
    そう思って、コーチになって真っ先に理想では頭の中にありました。
    更に、計画を共有できるようなWebサービス作ったら、便利になるんじゃね?とか。
    結構な理想を掲げていました。いつも理想は大きい人間です。

    理想に対して、どこまでできたか…

    ・スローガンやチームの決まり事を決めて資料化。関係者で共有している。
    ・スローガン達成のため、習得して欲しいことを月間テーマとして掲げ、練習を強化した。
    ・日々の練習メニューを資料化して、関係者で共有して進めた。

    理想に対して、できていなかったことは…

    スローガン、月間テーマ、日々の練習メニュー、これら各要素の関連性が定義されていなかったということ。

    練習計画に関する正解は?

    前の記事でも書きましたが、1年半やってきたコーチ人生を振り返り、改めて学び直しを行っています。
    勉強の中で、練習計画に関して正解が分かりました。

    日本バスケットボール協会(JBA)が出している 「バスケットボール指導教本 上巻」7-1.練習計画の立案
    この本に十分すぎる答えがしっかりと提示されていました。
    学んだことを自分の言葉でまとめます。

    練習計画の必要性

    コーチは全てを選手に指導できるわけではないので、優先度を付けて計画的に指導を行う必要がある。
    優先度付けはチーム、選手の能力に応じて行う必要があり、能力の分析を行って把握することが必要。
    チーム目標と個人目標のバランスが大切であり、やる気を損なわないような適切な難易度設定が必要。

    日本バスケットボール協会「バスケットボール指導教本 上巻」7-1.練習計画の立案

    練習計画立案の手順

    選手に取得して欲しい項目を列挙する。
    列挙にあたっては、自らの経験だけでは不十分。広く情報収集が必要。
    オフェンス、ディフェンス、精神面、人間性、身体面といった大きな項目から枝葉を広げて掘り下げて洗い出していく。教本ではマインドマップを利用。
    洗い出した項目に、優先順位を付ける。
    M(Must: 必ず)、S(Should: 次の段階)、C(Cloud: 時間があれば)で設定する。

    日本バスケットボール協会「バスケットボール指導教本 上巻」7-1.練習計画の立案

    練習計画表の作成

    練習計画表は、長期計画、中期計画、1週間、1日の順で作成していく。
    目標となる主要な大会を定め、一般的準備期、専門的準備期、試合期、移行期。に期を分ける。

    日本バスケットボール協会「バスケットボール指導教本 上巻」7-1.練習計画の立案

    自分自身のチーム運営では、練習計画表に相当するのは「1日」の部分しかありませんでした。
    スローガンは定め、月単位で取り組むテーマは一応決めていましたが、「いつまでになにを習得するのか」という時系列の計画がありませんでした。
    長期、中期、1週間、1日、さらに習得して欲しい項目リストに優先度設定。
    思っていたよりも、作らなければならない計画が多かったです。

    今後について

    他にも私が愛読している「バスケットボールの教科書 鈴木良和著」の4巻にも、練習計画に関連する記載がありました。
    練習メニューを計画するにあたって、練習をどのような順番にすべきか?といった具体的手法がたくさん紹介されています。
    この辺の勉強の成果はまた後日。

    勉強するたびに思うこと。自分はコーチとしてまだまだだなぁと。
    やること本当にいっぱいありますよ!大変な仕事ですよコーチは。

    JBA指導教本にもコーチの大変っぷりが記されています。

    これらの作業は特に初めて練習計画作成に取りかかるコーチにとって大変な労力を要する。
    しかし、この計画を立てること自体が、選手やチームの状況をより把握することにつながり、現場での指導に生かせる作業になる。
    加えて、自らの知識量の増大、指導力向上に多いに役立つことになる。

    日本バスケットボール協会「バスケットボール指導教本 上巻」7-1.練習計画の立案

    本当に仰る通りですね。
    大変なのは当然ですが、それをやるのがコーチの役割。

    今の時代、情報が溢れかえっていますよね。
    ググればどんな練習メニューでも出てきます。
    YouTubeで出てきた練習が良さそうだからやらせてみる。
    他のチームでやってた練習が良さそうだからやらせてみる。
    誰でもバスケを知らなくても、ググった練習を並べれば、それなりの部活動になります。

    でもそれだけだとダメと言うことです。
    その練習をやることが、今のチームや選手の能力にとって最適なのか?目標達成できるのか?
    この視点が抜けている訳ですから、そんなの誰でもできますよね。

    真のコーチは、
    目標達成のための計画と、正しく分析されたチーム・選手の現時点の能力に合わせて、膨大にある情報から最適なモノを選択できる人。
    だと思います。

    コーチとしてやっていく以上、計画立案、チーム・選手の分析は、必須であることを改めて実感しました。

    今後、足りない計画を具体的に作っていきます。
    その状況についてもまた紹介していきたいと思います。

    最後までお読み頂きありがとうございました。

  • 【ミニバス指導】ミニバス指導に関して情報発信

    【ミニバス指導】ミニバス指導に関して情報発信

    新型コロナ、未だ予断を許さない状況が続いていますね。
    東京都の新規感染者数は減少傾向とのことですが、こちら青森県のピークはまだ少し先ですかね。

    ミニバス指導者として2年目を迎えていますが、新人戦が終わりこれからというこの時期に、コロナの影響を大きく受けてしまっています。
    市の方針で2月いっぱいは部活動が禁止ですが、活動禁止期間が3/6(日)まで延長となりました。
    元々3月は、卒業式などのイベントがあり、活動が少ないんですけどね。
    強制的に活動できない時期ではありますが、今まで以上にやるべきことに時間を割ける機会であると前向きに捉え、日々頑張っていきたいと思います。

    バスケ指導者になって1年半が経ちますが、就任当時は特に慌ただしくやってきたなあと思います。
    毎日仕事は忙しく、夜や週末など仕事以外の時間はほぼ体育館。
    深夜に指導者としての勉強をして、次の活動ですぐにアウトプット。
    常に何かに追われている感じでしたが、それでも充実感はありました。

    今改めて振り返ると、コーチ就任当初に思い描いていた理想に、まだまだ全然追いつけていないなと反省しています。

    この取り組みを行えばチームはもっと良くなる。
    こどもたちの成長が加速する。
    コーチ陣の連携や日々の活動がうまく回る。

    など、頭の中にアイデアはいつも浮かんでくるのですが、実際に行動できたのは2〜3割といったところだと思います。

    チームのスローガンを作ったり、決まりごとを作ったり、練習メニューをアップデートしていったり、その時々で必要だと思ったことは何とかやってきました。
    でも、まだまだ全然足りていません。

    この理想と現実のギャップを埋めるべく、コロナ禍で部活が中止となっている期間を利用し、勉強に励んでいます。
    そのため、本ブログのカテゴリーに「バスケ指導」を新たに作りました。

    バスケ指導

    バスケ指導に関する勉強成果、指導現場の試行錯誤など、指導に関する情報を今後発信していければと思います。

    情報発信することで、自分の理解を深めることが一番の目的ではありますが、ミニバス指導現場で試行錯誤している様子が、同じ境遇にある誰かの参考になれば嬉しいなと思います。

    それではまた!

  • Developers Summit 2022 へ参加

    Developers Summit 2022 へ参加

    2/17(木)、18(金)に開催された Developers Summit(デブサミ) 2022 に参加しました。
    デブサミは、コンピュータ関連書籍の出版社である翔泳社が主催する、ソフトウェア開発者向けのイベントです。

    https://event.shoeisha.jp/devsumi/20220217

    2003年から開催されていて、今回なんと20周年なんですね。
    2003年と言えば、私がシステムエンジニアとして走り出した年。
    あれから20年、ソフトウェア開発を職としてずっと歩んできましたが、恥ずかしながらデブサミは初参加でした。
    むしろ、こういうイベントへの参加はほぼありませんでした。
    今回たまたまメールで目につき、軽い気持ちで参加してみましたが、大いに刺激を受けることとなりました。
    今回はこの辺について、書いてみようと思います。

    デブサミへ参加したきっかけ

    冒頭で書いた通り、2003年からシステムエンジニア、プログラマとして約20年間やってきましたが、Developers Summit(デブサミ)への参加は、今回初めてでした。

    何となく、やっていることは知っていたんですけどね。
    日常的に専門書は読みますから。翔泳社さんの書籍にも大変お世話になっていました。

    今まで参加しなかった理由。
    まず1つ目は、仕事が忙しすぎて余裕が無かったからですかね。(笑)
    こういうイベントは平日に開催されますからね。
    よほど仕事に直結していなければ、平日の日中に仕事を抜けて参加というのは、ちょっと自分には無理でした。

    理由の2つ目は、仕事で開発しているソフトウェアの分野が、ちょっと特殊だったからだと思います。
    様々なソフト開発に携わって来ましたが、FA(工場自動化)関連が多かったため、この手のイベントで話される内容と重なる部分が少ないということがありました。
    それでもサーバーサイドのアプリ開発など仕事でも経験がありましたし、個人的にもWebサービスやアプリの開発はかじっていましたので、参加してみたいとは思っていました。

    こんな感じで19年間やってきましたが、デブサミ同様にエンジニアとして20年目を迎えようとしている今年、私は生き方を大きく変えました。
    自分の時間を比較的自由に使えるようになりましたので、今回初めてデブサミに参加することができたということです。

    今までの10年

    今回のデブサミのテーマは、「10年度も世界で通じるエンジニアであるために、これまでの10年に思いを馳せ、これからの10年を想像しよう。」でした。
    実はこのテーマを見ただけで、かなりグッと来ていました。

    なんたって、昨年ずっと考えていたことでしたから。
    今までのエンジニアとして自分は?これからどう生きていくか?
    毎日毎日考えていたことでした。
    考えた結果辿り着いたのが、生き方を変えるという決断。
    嫁も子供も居るのにね。歳も歳だし。「まあ何とかなるべ!チャレンジしてみて、ダメだったらその時考えよう!」って。
    本当に家族、両親には感謝しかありません。

    今までの10年を振り返ると、自分はダメなエンジニアだったと思います。
    なぜかと言うと、本職には直結しない自分のやりたいことが常にあったから。

    仕事に関係ない勉強や活動を常にやっていました。
    休日や深夜など、自分の時間でやっているので、普通に考えたら別に悪いことじゃないとは思います。
    でも、この業界、そんなに甘くはありません。
    自分の時間で磨いたスキルを本職に生かす。システムエンジニアってそういう職業だと思っています。

    周りの先輩方は、本当に凄いエンジニアばかりでした。
    自分も全ての時間を本職につながる技術習得に費やすことができていれば。
    そう考えると、会社や先輩方には本当に申し訳なく思います。

    この10年私がしてきたことを振り返ります。

    ソフトウェア

    まずはソフトウェア面。

    会社から求められるスキル分野とは少し違う、Webサービスやアプリ開発ばかりしてました。
    自分の時間で習得した技術や、学んだビジネススキルが、いつか会社のためになると信じてやってはいたのですが。

    常に何かを作っていましたが、形になって世に出ているのは現在1つだけ。
    八戸市のバスケット好きの皆さんに公開している、八戸ナイターバスケット情報サイト。

    八戸市のナイターリーグの日程、試合結果、データなどを発信するWebサイトです。

    本当は色々構想があり、発展途上のシステムではあります。
    プロリーグなど有名な試合ならデジタル化が進んでいて、集計可能なデータ収集を行い、Webサイト等でデータ公開されています。
    IT無縁のごく一般的な試合からも、データを取り出し利用することはできないか?、そこにチャレンジしようとしていました。

    どんな試合でも必ず書くスコアシート、ここから情報を取り出し、個人情報等を伏せた上で情報掲載。
    データ取得と情報掲載を、もっと効率良く自動化できないか。
    当時の上司にも協力してもらったり、色々取り組んでいましたが、まだこれからです。

    その他、その時々で求められるもの、自分が欲しいものを、必要に迫られて作っていた感じでしたね。

    デザイン

    デザインの分野についても、昔から興味があり勉強していました。

    幼いころから、タイポグラフィとか、フォントとか、ロゴとか、そういうものにすごく興味がありました。
    Adobe の illustratorといったツールの勉強や、デザインの基礎的なこととか、少しずつですが継続して勉強しています。

    成果としては、バスケチームのロゴを描いたり、Tシャツとかユニフォームとかチームウェアを作ったり。
    自分や仲間内のチームなど範囲は限定的ではありますが、独学で勉強したことを生かして、色々世の中にリリースしていました。

    八戸ナイターバスケット情報サイトに載せているチームロゴも、勉強の一環でした。
    すでに作られているユニフォームの写真をひたすら集めて、写真からロゴに描き起こしていく。トレースの修行ですね。
    既にユニフォームという形で存在するデータを、再利用できる形にデジタル化する。
    スコアシートから集計可能なデータを作る、先ほど紹介したWebサイトと考え方は通じるものがあります。

    また、このデザイン関連のスキルは、少しだけ仕事にも生きました。
    仕事で開発したアプリのロゴや、表示する画像データの作成をよく頼まれてやっていました。
    更に、会社の創立記念イベントでも特別なロゴを描いて粗品作ったり。懐かしいです。

    バスケットボール

    最後は、このブログのテーマの一つになっていますが、ミニバスのコーチ業ですね。
    バスケットボールに関するコーチング、技術指導、ルール、審判など多岐に渡る知識が必要で、だいぶ時間を割いていますね。プレイヤーとして少しはやってはいましたが、バスケットの奥深さにハマった感じです。
    純粋なバスケの知識だけでなく、道徳などの小学生に対する教育面なども加えると、勉強することの多いこと多いこと。

    習得した技術や知識をすぐに部活動の現場でアウトプット。
    エンジニアとしての生き方とも共通するところありました。

    また、あくまでボランティアのコーチではありますが、小学生は初めてバスケットに触れる年代。
    コーチがどのような指導を行うかで、その子たちの将来が決まるを言っても過言ではないと思います。
    仕事をしながら、子供たちの将来を背負いながら、常に何かに追われて突っ走っているような感じでした。

    その他

    今までの10年だけでなく、ついでに20年前まで振り返ると、上記以外にも色々関係ないことばかり勉強していました。
    これからは英語だ!って言って、ひたすら英語勉強していた時期もありました。
    大西泰斗さんの英語の本を全部買って読破したり。NOVA通ったり。
    大西さんの本に出会ってからは、本当に英語に対する考え方が変わりました。
    結局、話すことは諦めてしまいましたが、英語のドキュメントを読む際に、大いに役に立っていると思います。

    あとは酒ばっかり飲んでましたね(笑)
    八戸に転勤する前は、新宿の東口にある某有名歓楽街に会社があった時期がありましたので。
    社会勉強しまくりでした。

    今後の10年をどう生きるか

    ソフトウェア、デザイン、バスケットボール。
    この10年、好きで勉強し続けていること。
    この3つの要素が、だんだんと自分の中で関係性を強めているように感じています。

    八戸ナイターバスケット情報サイトが良い例だと思います。
    バスケット関連で自分の欲しかったソフトウェアを開発した訳ですから。
    そのコンテンツとして、デザイン面で勉強してきた部分も生きています。

    これ以外にも、コーチ業をしていてよく思うこと。
    効率良くやろうとすると、ソフトウェアの力が不可欠であるということ。

    部活でも試合でも私はiPadが欠かせなくなりました。
    練習メニュー見たり、作戦を練ったり、メモを取ったり、選手に作戦を伝えたり。
    「あのコーチ、タブレット持ってイキってる!」他校の方からはそう思われるかも。(笑)
    でも違うんです。頭悪いだけなんですよ。経験豊かな出来るコーチなら全部頭の中に入ってますからね。

    常々思っているのですが、自分が欲しい仕様のソフトが世の中に無いんですよね。
    無いので自分で作って使っています。

    自分が欲しいソフトがたくさんありますので、1つ1つ作って自分以外の人にも使ってもらう。
    この先10年、そうやって生きて行きます。

    デブサミに参加して

    デブサミに参加して一番刺激になったことは、ソフトウェア技術で世の中を変えようとする開発者たちの生の声を聞けたということでした。
    私も自分が使いたいソフトを作り、できれば世の中の多くの人にも使ってもらいたい。と考えていましたので、みんなそれぞれの分野で頑張っているんだなと、大変参考になりました。

    多くのセッションを聴講させて頂きましたが、なかでも一番印象に残っているのは、株式会社ナノコネクト殿の「ゲーミフィケーションエバンジェリストが見るあなたの技術力がワクワクするサービスに変わる未来」でした。

    ゲームはドラクエ中心にやりますが、ハマって時間を取られてしまうので、目的を設定してやることを心がけていました。
    目的の一つは、「ゲームを通じて、自分の開発に役立てられるようなUI/UXの良いところを見つける」など。

    そういう考えがありましたので、この講演がとても響きました。

    ゲームには、ユーザを夢中にさせる「おもてなし」の要素がふんだんに入っている。
    この要素を、課題の解決や、他のビジネスに取り入れること。
    これをゲーミフィケーションという。

    「求めてたの、それ!」って思いました。
    しかも、このゲーミフィケーションには12個も要素があるなんて!
    早速、会社のホームページに行って資料請求してしまいました。

    今回デブサミから頂いた刺激を、自分の糧にして、今後の10年納得する人生を生きていきたいと思います。

  • Canon Easy-PhotoPrint Editor データ移行方法

    Canon Easy-PhotoPrint Editor データ移行方法

    今回は完全なる技術メモです。
    情報が全く出てこなかったため、同様に困っている人のために記録しておきます。

    前置き

    最近、メインの作業PCをMacBook Proから、M1 Mac mini に移行しました。
    移行して1ヶ月近く経ちますが、M1チップ特有の問題には全く出会っておらず、超快適です。
    PCの用途としては、主にAdobe製デザイン系ソフト、Xcode、VSCodeなど開発系ソフト、Word、Excelなど一般的なソフトですが、今のところ全く問題ありません。
    M1チップってほんと凄いですね。この速さは感動モノです。何よりこれで10万ちょっとなんて安すぎですね。

    概要

    新しいMac miniへのデータ移行は、移行アシスタントなどは使用せず、クリーンな状態から使い始めています。
    ほとんどのソフトが迷うことなく移行できたのですが、1つだけ困ったソフトがありました。
    それは、Canon Easy-PhotoPrint Editor。
    プリンタは、キャノンのインクジェット複合機TR9530を使用しており、その付属ソフトです。

    写真、名刺など特殊な印刷物を作ることができるデザインソフトで、私はDVDのラベル印刷のためだけに使っています。

    バスケット関係で、ここ2年以上、試合のDVDを作り続けています。
    焼いたDVDのラベル面に、大会名や日付、対戦相手など、最低限の文字情報を印刷しています。

    一度作ったDVDはISOイメージとして蓄積しており、保護者から依頼があればすぐに焼いて提供できるようにしています。
    対応するDVDラベルデータも、シンプルな文字列のみのデザインでありますが、DVD1つ1つに対応するとても大切なデータなのです。

    データは下図の通り「作品」という名称でアプリ内に保存される形となっており、アプリ内を見渡す限り外部に保存する機能は見当たりませんでした。

    作品一覧画面

    調査結果

    結論から言うと、このEasy-PhotoPrint Editor、作品データを移行する手段が公式では存在しません。
    キャノンのホームページにも以下の記載があり、堂々と謳われています。

    作成された作品は、Easy-PhotoPrint Editor 内部に保存されます。

    ファイルにエクスポートすることは、できません。

    Easy-PhotoPrint Editorダウンロードページ(https://cweb.canon.jp/drv-upd/ij-sfp/epd-win.html)

    正直、信じられませんでした。
    プリンタに付属する無償のソフトウェアと言えど、データ移行する手段の無いソフトが存在することに。

    なので、自分で移行方法を探しました。

    動作環境

    ちなみに、確認したPC、OS、ソフトは以下の通りです。
    移行元PC: MacBook Pro (Mid 2017)
    移行先PC: Mac mini (M1 2020)
    OS: macOS Monterey 12.1
    対象ソフト: Canon Easy-PhotoPrint Editor Ver 1.6.1

    移行手順

    以下の手順で移行が可能です。
    公式では「できない」と言われているデータ移行の手順ですので、自己責任でお願いします。

    ① 旧PCで以下のフォルダの中身を丸ごとバックアップする。

    /Users/<ユーザ名>/Library/Application Support/Canon/Easy-PhotoPrint Editor/WorkData

    ※隠しフォルダです。表示するには、[Shift]+[command]+[.] 押下。

    データの場所

    ② 新PCにEasy-PhotoPrint Editor をインストール。

    ③ 新PCの同じパスに、丸ごとデータをコピーする。

    新PCでソフトを起動し、作品が表示されていることを確認してください。

  • Googleフォームを使用したアンケート収集

    Googleフォームを使用したアンケート収集

    こんばんは!
    今回は、ソフトウェア関連の記事を書いて行きたいと思います。

    先日、ナイターリーグ事務局にて、2022年度のリーグ開催に関してアンケートを行いました。
    そこで使用したGoogleフォームについて記録しておきたいと思います。
    Googleフォームの使い方に関する情報は、ググればいくらでも出てくると思います。
    こちらでは、Googleフォームを使ったアンケート収集から、収集したアンケート結果をどのように集計したのか、また類似サービスであるLINE公式アカウントのリサーチ機能との比較など、実例を通じて紹介していきたいと思います。

    はじめに

    以下リンクの通り、八戸バスケットナイターリーグ2022年度の開催に関して、各チームの代表者宛にアンケートを行いました。

    https://hachinohebasketball.com/info.php?type=hnb&id=22012401

    そして、アンケート集計結果を元に事務局で打合せを行い、打合せ結果とともにアンケート集計結果を下記リンク先に掲載しています。

    https://hachinohebasketball.com/info.php?type=hnb&id=22021101

    アンケートを行うにあたり、とにかく分かりやすく簡単に回答できることを重視して調査を行っています。
    その結果、Googleフォームが非常に使えるとの結論に辿り着きました。

    LINE公式アカウントのリサーチ機能との比較

    各チームとの連絡手段に、LINE公式アカウントも使用しています。
    そこで、LINE公式アカウントに標準で付属している「リサーチ」機能が使えないか、まずは検証しています。
    結果として、今回の用途には不向きでした。

    ダメだった理由の1つ目は、自由記入形式の質問を作成できないこと。
    アカウントが承認されていれば利用可能とのことですが、私のアカウントは未承認でしたので利用できませんでした。

    2つ目の理由、選択式の回答も、単純なものしか作成できないこと。
    今回のケースのように、「その他」の理由を自由記入にするといった、アンケートに必須の機能がありませんでした。
    「公式アカウントのリサーチ機能」とは別に、「LINEリサーチ」という名前の似たサービスがあるのですが、そちらだと複雑な質問も作成できるのかもしれません。
    そこまでは調査していませんが、LINE公式アカウントの目的は「集客」であり、今回の目的とは少々違うように思いました。

    3つ目の理由として、そもそもLINEが繋がっている人からしか回答を頂けない。
    まあそうですよね。LINEの機能ですからね。
    ナイター関係者のうち約1割の方がメールで連絡を取り合っていますので、全員からアンケート回答を頂くためには他の方法を探す必要がありました。

    そこで、思いついたのがGoogleフォーム。
    小学校の大会や審判のエントリーで、回答する側としていつも利用していましたが、受け付ける側としての経験はありませんでしたので、まずは実験してみました。

    結果、アンケートの作成も簡単、作ったアンケートの共有も簡単、結果も分かりやすいし、CSV形式でエクスポートできるためExcelで加工も自由。良いこと尽くめでした。
    そのため、Googleフォームを採用しています。

    アンケート作成から集計までの手順

    アンケート作成から集計までの手順を、ざっとですが記録しておきます。

    アンケートの作成

    Googleアカウントを持っていれば誰でも作成可能です。
    下図の通り、Googleドライブ上でGoogleフォームを新規作成するだけ。

    今回は、「空白のフォーム」を選択してフォームを作成しました。
    下図のような形で、まっさらなフォームが作られます。

    アンケートの内容は、あらかじめWord文書で作成していましたので、それをひたすら入力。
    記述式の質問と、選択式の質問の2種類を使用しています。
    操作的に迷うことなく、サクッと作成できた印象です。
    詳しい内容は、公式のヘルプや、全機能詳しく解説している記事が他にありますので、そちらを参照頂ければと思います。

    アンケートの回答受付

    質問内容が完成したら、あとは回答してもらうだけ。
    右上の「送信」ボタンを押すと、下図のようにURLを取得することができます。

    このURLを、八戸ナイターバスケット情報のホームページに載せて、LINE、メールにて各チームの方々へリンクを送付し、アンケートのお願いしました。

    アナウンスした直後から、すぐに10件ほど回答を頂いています。
    アンケート結果は、リアルタイムで以下の通り確認することができます。

    上の「回答」右側にあるバッジで、回答数が分かります。

    そして、各質問の回答を自動的に円グラフで表示してくれる。
    回答の状況がすごく分かりやすくて良かったです。

    アンケート結果の集計

    自動でグラフ化される集計結果を、印刷することができます。
    しかし、残念ながら、お世辞にも資料として使えるものではありません。

    まず、上図の円グラフを見て頂けると分かるのですが、長すぎる回答は後ろが省略されてしまいます。
    回答をもう少し短くすれば、うまく収めることができるかもしれませんが、それだけの為にアンケート内容を調整するのはちょっと違う気がします。

    更に、質問ごとに「その他」の選択肢を設け、「その他」の詳細を自由に記入してもらっていますが、記入した内容1件ごとに円グラフの色が分かれてしまっています。
    自由記入なので、絶対同じ記入になることはあり得ません。
    「その他」が選ばれた数分、円グラフの色が消費されていくこととなります。
    「その他」は「その他」で件数をまとめたいですよね。詳細は別表にするなどして。

    以上の微妙な点をクリアできるのが、下図の「回答をダウンロード(.csv)」機能です。

    CSVファイルとは「Comma Separated Value」の略。
    カンマで区切ったデータ形式で、簡単に言うとExcelで扱えるデータ形式のことです。
    つまり、Excelで開けば、やりたい放題ということです。

    CSVファイルをExcelで開くにあたって、少々コツが要りました。
    Googleフォームから保存したCSVファイルは、文字コードがUTF-8となっています。
    そのため、Excelで文字化け無く開くためには、Shift-JISに変換してあげる必要があります。
    私は秀丸エディタで変換してから開きました。
    一部「〜」の文字部分が自動で変換できず、「?」に置き換わってしまいましたので、Excel内の文字列置換機能を使って修正しました。
    このように、少々前処理は必要でしたが、開いてしまえばExcelの機能でやりたい放題です。

    CSV形式のデータを扱いやすいように変換してから、必要なデータを取得してグラフ化。

    おわりに

    Googleフォームを用いたアンケート作成から集計までの流れを、実例を通じて紹介してみました。
    詳細は他の記事やヘルプにお任せするとして、できることの概要をざっと説明させて頂きました。

    私も初めて使ってみましたが、アンケートの作成から回答結果を得るまで、本当に簡単にスムーズに進めることができました。
    記事の中で触れた通り、少々残念な点もありましたが、Excelなど他のツールを併用することで全く問題とはなりませんでした。
    今後も、ナイターバスケ以外でも色々と用途はありそうだと感じました。

    以上、最後までお読み頂きありがとうございました。

     

  • もしかしてシマエナガって流行ってる?

    もしかしてシマエナガって流行ってる?

    こんばんは!
    今回はバスケとは違う話題です。

    先日、母親の誕生日プレゼントを買いたい息子を連れてラピアへ。
    この時期、息子と二人で買い物にいくのが毎年恒例になっています。

    ラピアに行くと必ずチェックするのがUFOキャッチャー。
    ラピアだけでなく、ピアドゥでもシンフォニーでも、息子と行くと必ずチェックしてしまいます。

    一通り回って、二人食いついたのが、めんこい鳥!

    シマエナガって言うんですね。
    安住アナウンサーの「THE TIME,」に出てくるあの鳥ですね。
    私も最近、毎朝見ていたやつでした。

    シマエナガ、他にもいっぱいありました。
    流行ってるんですかね?

    ちょっと本気を出して、欲しかった3つともゲットできました!

    そうそう、誕生日プレゼントもちゃんと買えました。
    レッグウォーマー。喜んでもらえましたよ。

  • 2022年ナイターリーグ今後の方針について情報を掲載しました

    2022年ナイターリーグ今後の方針について情報を掲載しました

    こんばんは!

    先日、八戸ナイターバスケット情報サイトにて、2022年シーズン開催に関するアンケートを実施しておりましたが、集計結果と今後の方針について、情報を掲載しましたのでお知らせします。

    https://hachinohebasketball.com/info.php?type=hnb&id=22021101

    まず、多くのチームの方から回答を頂いたこと、重ねて感謝申し上げます。

    上記リンク先に、集計結果をまとめた文書を添付しました。
    ナイターリーグを二年間も中止していることから、各チームの皆さんも今まで以上に他チームの状況が見えにくかったと思います。
    今回、各チームの活動状況をアンケートという形式でお聞きすることができましたので、みなさんも参考にして頂けたらと思います。

    アンケート結果を踏まえて、事務局にて一回目の打ち合わせを昨日行っています。
    今後の方針については、リンク先に記載した通りではありますが、「感染対策をしっかり取れる形で、なんとか開催する方向」で検討していくことにしました。

    今までは、4月〜11月の長丁場での大会を行ってきましたが、世の中の状況を考えると、同じ方式はまだ厳しいとの結論に達しました。
    代わりに、感染対策をしっかり行うことができる、トーナメント方式等の小規模な大会を検討することにしています。
    まずは、一度やってみて、うまくいけば二回目も開催。実績を積み重ねて徐々に規模を大きくしていけたらと考えています。

    もちろんナイター事務局として、コロナ禍での開催は初めての経験となりますので、しっかり準備期間を確保して、春頃を目標に開催要項を作成する方向です。
    そして、開催は夏頃を考えております。

    感染対策をしっかり行えば、きっと大会は行えるはずです。
    ただ、そのポイントとなるのは、どのような感染対策をどのように実践するのか、その仕組みづくりに尽きると考えています。
    事務局には、小学校、中学校のバスケ関係者もおりますので、練習試合や公式戦での感染対策を参考にして、必要な作業を洗い出すところから始めます。

    検討する上で言えることは、学校バスケで行っている以上の感染対策の徹底が必要になるということ。
    もしも感染者が出てしまった場合の影響度を考えると、ある程度関係者が限定される学生バスケと比較して、年齢・職業が多岐に渡るナイターバスケは大違いですからね。
    そのため、仕組みづくりにもだいぶ時間を要すると予測しています。
    そして、これから具体的に検討を進める開催要項についても、各チームの方にとって面倒な条件を付けざるを得ないことになるかと思います。
    各チームの皆さんのご協力が不可欠となりますので、何卒よろしくお願いいたします。

    また新たな情報が分かりましたら、こちらでお伝えしますね。
    それではまた!

  • 【ミニバス練習】スクエアパス

    【ミニバス練習】スクエアパス

    今回はチームで行うパス練習の中から「スクエアパス」を取り上げます。
    スクエアパスは、私の学生時代にもやっていましたし、今でも多くのチームで行っている超有名な練習だと思います。
    長年やり続けられる練習って凄いですよね。
    スクエアパスをミニバス指導現場で取り入れてみた感想、ポイント、注意点など紹介していきたいと思います。

    概要

    「スクエアパス」という名前が示す通り、四角形を描くようにパスを回すチーム練習です。
    対面パスや三角パスなどパス練習は多くありますが、スクエアパスは、走りながらパスを行う特徴があり、より実践に近いパス練習を行うことができます。

    手順

    スクエアパスの動き方を以下に図解します。
    実線は選手の動き、点線はボールの動きを表しています。
    三角のシンボルは三角コーン、丸数字は選手を表します。

    初めは、4つのグループに分かれて、四角形のコーナーに並びます。
    緑のコーンは選手の待機位置を示します。
    内側の青いコーンは選手の走る位置を示し、コーンの外側を走ります。

    ①の選手がボールを持った状態でスタート。
    ②の選手にパス。そのまま②の方向へ走り、②の選手からリターンパスをもらいます。
    ②からのパスをキャッチしたら、すぐに③にパスします。
    これが選手の一連の流れです。

    ②の選手は、①へパスした後、③に向かって走ります。
    ③からパスをもらい、④にパスします。

    ③も同様に、反対側のコーンまで走る間に、④からパスを受けて⑤へパスを出します。

    以降、この繰り返しです。

    1人の選手の動きに着目すると、

    緑コーンの待機位置で1回パスを受けてリターンパス。走りながらパスを受けてリターンパスを出す。
    キャッチとパスを2回ずつ行うことになります。

    ボール1個で行う場合の説明をしましたが、ボール2個で行うこともできます。
    その場合には、対角線上に1つずつボールがある状態からスタートします。選手の動きは同じです。

    ポイント

    長く愛されている練習だけあり、多くのポイントが詰まっています。

    私は、対面パスや三角パスで基本動作を習得させ、その次のレベルとしてスクエアパスを行っています。
    止まった状態では出来ていたパスの動作も、動きながら行うとなると一筋縄では行きません。

    まずは、動き始めのパスキャッチ。
    こちらに向かって来る相手からのパスなので、怖がって後ろに下がってキャッチする子が初めは本当に多いです。
    怖がらずに一歩踏み出してキャッチ!一歩目の勢いを利用して二歩目で強いパス!
    これができるまでには、結構時間を要します。

    パスを出す側も、相手は動いています。
    対面パスでは真っ直ぐ相手の胸めがけて投げれば良かったのですが、それではうまくいきません。
    相手の動きを予測して、少し前にパスを出す(リードパス)必要があります。
    これも始めの段階では難しいんですよね。
    まともに体めがけてパスしてしまいパスミス多発。
    練習がスムーズに進まないことが多々あります。
    パスを出す力の強弱、自分と相手の位置関係を瞬時に認識する能力など、複合的な運動神経が必要ですので、いきなり初めからできるものではありません。

    普段ミニバスを見たことが無い人だと「そんなこともできないの!?」ってなります。
    ですが、バスケを始めたばかりの子どもたちにとっては、それが当たり前。
    ただ、できるようになるのもあっという間!
    この成長スピードを間近で見られることが、ミニバス指導者の面白いところだと思います。

    まだまだあります。
    普段は体育館半分程度の広さで行いますが、使えるときには全面広く使って行っています。
    当然パスの距離が長くなりますので簡単には届きません。
    片手で投げたり、山なりのパスを出したり、変な工夫をし出しますが、届かなくても両手のチェストパスを徹底させています。
    そうすることで、パスを出すために必要な筋力が付き、強いパスが出せるようになります。

    他にもトラベリングにならないように注意させたり、キャッチボイスの声だったりと、細かいところまで挙げるとポイントは沢山あります。

    注意点

    ディフェンスを振り切るイメージが大切です。

    パスを出してすぐにリターンパスをもらうスクエアパスの動作は、ミニバスの試合でよく遭遇する場面です。
    普段から試合で使うことを意識して、ディフェンスを振り切るつもりで走る癖を付けることが重要です。

    何も言わなければ、だらだら一定の速度で走りがち。

    その対策として、先ほど紹介した図にある通り、内側にもコーンを置いています。
    走る距離を長くすることで、一生懸命走らないとリターンパスに間に合わない微妙な距離に調整しています。
    常にちょいムズになるよう、仕組み的にも工夫が必要です。

    更なる効率化のために

    パスミス多発でスムーズに回らない場合、ボールを2個でやっていたとしたら、思い切って1個に減らすものアリかと思います。
    ボールが1個になると全員の注目がボールに集まりますので、適度が緊張感が生まれ、結果的にパスミスが減ることにつながります。

    終了条件をパスが成功した回数にしてみたり、パスミスの数に応じて罰ゲームを行ったり。
    うちの子たちは「失敗した数ダッシュするぞ!」って言うと、ほぼミスをしなくなります。
    最初からやれよって。

    指定回数連続で成功するまで終わらない。という条件も一時期やっていました。
    精神面を鍛える意味でもとても良い練習なのですが、何回やっても本当に終わらないことが多々あります。
    細かいルールはいろいろ工夫できると思います。

    おわりに

    今回はスクエアパスについて取り上げました。
    長く愛されている練習には、やはり多くのポイントが詰まっていると感じました。
    このポイントを、選手たちが全員がしっかりと理解して行うことが重要です。

    コーチの立場としても、多くのポイントを常に頭に置き、いつでもアドバイスできるよう準備しておく必要があると改めて思いました。
    この記事のように文章に書き出すことで、自分の中でも整理され、コーチとしての理解も深まる効果があると思いますので、今後も続けていこうと思います。

    最後までお読み頂きありがとうございました。
    それではまた!

  • 【ミニバス練習】3秒シュート

    【ミニバス練習】3秒シュート

    こんばんは!
    今回はレイアップシュートの練習について書いてみます。
    その名も3秒シュート。時間制限を設けることで、速さと正確さの両方を鍛えます。
    今回もミニバスの現場でやってみた感想、ポイント、注意点など、紹介していきたいと思います。

    概要

    「3秒シュート」という名前が表している通り、3秒以内という時間制限を設けたレイアップシュートの練習となります。
    時間制限の無いタイプのドリブルシュート練習も数パターン取り入れていますが、この練習は、時間制限があることでドリブルの速さとシュートの正確さ、そして精神的にも適度なプレッシャーをかけることができる良い練習だと思います。
    時間効率も良いので、試合前のアップでも良くやっている練習です。
    それでは、見ていきたいと思います。

    手順

    全員が下図ように3グループに分かれ、コーンの位置に並びます。
    タイマーを3秒周期でブザーが鳴るようにセットします。

    ブザーが鳴ったらドリブルスタート。
    次のブザーが鳴る3秒以内にレイアップシュートを決める。
    これだけの練習です。

    3秒シュート 手順

    1番の選手がシュートしたら、次は2番、その次は3番。
    というように、3秒周期のブザーが鳴るたびに、1人ずつシュートを打っていきます。

    ポイント

    ポイントは、概要でも言いましたが、3秒以内という時間制限があることから以下の通りです。

    スタートのブザーに素早く反応する反射神経。
    最短でトップスピードまで持っていくための、脚力とドリブルスキル。
    トップスピードのドリブルからの、正確なシュート力。

    更に、試合中のゲームクロックが残り3秒!という状況をイメージさせます。
    しかも1点差で負けている状況。
    3秒以内に何が何でもシュートを決めなければ負けてしまうという状況です。

    しっかりイメージすることができれば、良い緊張感の中で練習を行うことができます。

    注意点

    また、ミニバスあるある言いたくなってきました。

    スタート位置、少しずつ前に行きがち。

    コーンまで立てて、スタート位置をしっかり決めてるのに、やっていくうちに徐々に前にずれていくのです。
    シュートまでの距離がだんだん短くなっていきます。
    力を出し切ってギリギリ間に合うかどうかという距離でなければ意味がありません。
    コーンの位置からスタートすることを徹底させること。
    そして、ちょいムズの難易度になるようにスタート位置の調整が必要となります。

    しばらくすると、スタートのブザーが鳴る前から走り出す子も出てきます。
    それじゃ、全く意味がありません。
    ブザーが鳴るまでは、スタート位置でピタッと止まっていなければなりません。
    ブザーと同時にドリブルを始める反射神経を鍛えることも目的だからです。

    練習に慣れてくると、ドリブルスピードを上げるために、ドリブルの回数を減らし出します。
    前へ前へ突き出すドリブルです。
    すごく良い工夫だと思います。狙い通りです。

    でもね。。。投げるのは良く無い。
    真ん中ぐらいまでポーンと投げて、そこまでダッシュ!一回ドリブル付いてシュート!
    ってそれだと、ドリブル練習になってないよね。

    ポイントが複数あると、1個や2個必ず忘れがち。

    更なる効率化のために

    まだ、うちのチームには、ミニバスあるあるがあります。
    いや、これはうちのチームだけかもしれません。

    次に並ぶ場所、間違えがち。

    始め均等にグループを分けたはずなのに、「ここ1人しかいない!」ってなることがよくあります。

    「シュートしたら左側にずれる」って決めてるんですけどね。下図の通り。

    3秒シュート 2人目
    3秒シュート 3人目

    1人2人必ず右側にずれる、または同じ場所に戻ってしまう人がいるのです。

    これに関しては、「シュートしたら左にずれる」、「一番左まで行ったら次は右」。
    全員ができるようになるまで、始める前に言い続けるしか無いと思います。

    おわりに

    今回はシュート練習について書いてみました。
    簡単な練習ではありますが、その中にも複数の目的、鍛えられるポイントがあります。
    練習に共通して言えることは、いかにポイントを理解させるか。書いていて改めて感じました。
    いくら良い練習でも、目的を履き違えてしまうと意味の無い練習になってしまいますからね。

    最後までお読み頂きありがとうございました。
    それではまた!