Developers Summit 2022 へ参加

開発ソフトウェア

2/17(木)、18(金)に開催された Developers Summit(デブサミ) 2022 に参加しました。
デブサミは、コンピュータ関連書籍の出版社である翔泳社が主催する、ソフトウェア開発者向けのイベントです。

https://event.shoeisha.jp/devsumi/20220217

2003年から開催されていて、今回なんと20周年なんですね。
2003年と言えば、私がシステムエンジニアとして走り出した年。
あれから20年、ソフトウェア開発を職としてずっと歩んできましたが、恥ずかしながらデブサミは初参加でした。
むしろ、こういうイベントへの参加はほぼありませんでした。
今回たまたまメールで目につき、軽い気持ちで参加してみましたが、大いに刺激を受けることとなりました。
今回はこの辺について、書いてみようと思います。

デブサミへ参加したきっかけ

冒頭で書いた通り、2003年からシステムエンジニア、プログラマとして約20年間やってきましたが、Developers Summit(デブサミ)への参加は、今回初めてでした。

何となく、やっていることは知っていたんですけどね。
日常的に専門書は読みますから。翔泳社さんの書籍にも大変お世話になっていました。

今まで参加しなかった理由。
まず1つ目は、仕事が忙しすぎて余裕が無かったからですかね。(笑)
こういうイベントは平日に開催されますからね。
よほど仕事に直結していなければ、平日の日中に仕事を抜けて参加というのは、ちょっと自分には無理でした。

理由の2つ目は、仕事で開発しているソフトウェアの分野が、ちょっと特殊だったからだと思います。
様々なソフト開発に携わって来ましたが、FA(工場自動化)関連が多かったため、この手のイベントで話される内容と重なる部分が少ないということがありました。
それでもサーバーサイドのアプリ開発など仕事でも経験がありましたし、個人的にもWebサービスやアプリの開発はかじっていましたので、参加してみたいとは思っていました。

こんな感じで19年間やってきましたが、デブサミ同様にエンジニアとして20年目を迎えようとしている今年、私は生き方を大きく変えました。
自分の時間を比較的自由に使えるようになりましたので、今回初めてデブサミに参加することができたということです。

今までの10年

今回のデブサミのテーマは、「10年度も世界で通じるエンジニアであるために、これまでの10年に思いを馳せ、これからの10年を想像しよう。」でした。
実はこのテーマを見ただけで、かなりグッと来ていました。

なんたって、昨年ずっと考えていたことでしたから。
今までのエンジニアとして自分は?これからどう生きていくか?
毎日毎日考えていたことでした。
考えた結果辿り着いたのが、生き方を変えるという決断。
嫁も子供も居るのにね。歳も歳だし。「まあ何とかなるべ!チャレンジしてみて、ダメだったらその時考えよう!」って。
本当に家族、両親には感謝しかありません。

今までの10年を振り返ると、自分はダメなエンジニアだったと思います。
なぜかと言うと、本職には直結しない自分のやりたいことが常にあったから。

仕事に関係ない勉強や活動を常にやっていました。
休日や深夜など、自分の時間でやっているので、普通に考えたら別に悪いことじゃないとは思います。
でも、この業界、そんなに甘くはありません。
自分の時間で磨いたスキルを本職に生かす。システムエンジニアってそういう職業だと思っています。

周りの先輩方は、本当に凄いエンジニアばかりでした。
自分も全ての時間を本職につながる技術習得に費やすことができていれば。
そう考えると、会社や先輩方には本当に申し訳なく思います。

この10年私がしてきたことを振り返ります。

ソフトウェア

まずはソフトウェア面。

会社から求められるスキル分野とは少し違う、Webサービスやアプリ開発ばかりしてました。
自分の時間で習得した技術や、学んだビジネススキルが、いつか会社のためになると信じてやってはいたのですが。

常に何かを作っていましたが、形になって世に出ているのは現在1つだけ。
八戸市のバスケット好きの皆さんに公開している、八戸ナイターバスケット情報サイト。

https://hachinohebasketball.com/

八戸市のナイターリーグの日程、試合結果、データなどを発信するWebサイトです。

本当は色々構想があり、発展途上のシステムではあります。
プロリーグなど有名な試合ならデジタル化が進んでいて、集計可能なデータ収集を行い、Webサイト等でデータ公開されています。
IT無縁のごく一般的な試合からも、データを取り出し利用することはできないか?、そこにチャレンジしようとしていました。

どんな試合でも必ず書くスコアシート、ここから情報を取り出し、個人情報等を伏せた上で情報掲載。
データ取得と情報掲載を、もっと効率良く自動化できないか。
当時の上司にも協力してもらったり、色々取り組んでいましたが、まだこれからです。

その他、その時々で求められるもの、自分が欲しいものを、必要に迫られて作っていた感じでしたね。

デザイン

デザインの分野についても、昔から興味があり勉強していました。

幼いころから、タイポグラフィとか、フォントとか、ロゴとか、そういうものにすごく興味がありました。
Adobe の illustratorといったツールの勉強や、デザインの基礎的なこととか、少しずつですが継続して勉強しています。

成果としては、バスケチームのロゴを描いたり、Tシャツとかユニフォームとかチームウェアを作ったり。
自分や仲間内のチームなど範囲は限定的ではありますが、独学で勉強したことを生かして、色々世の中にリリースしていました。

八戸ナイターバスケット情報サイトに載せているチームロゴも、勉強の一環でした。
すでに作られているユニフォームの写真をひたすら集めて、写真からロゴに描き起こしていく。トレースの修行ですね。
既にユニフォームという形で存在するデータを、再利用できる形にデジタル化する。
スコアシートから集計可能なデータを作る、先ほど紹介したWebサイトと考え方は通じるものがあります。

また、このデザイン関連のスキルは、少しだけ仕事にも生きました。
仕事で開発したアプリのロゴや、表示する画像データの作成をよく頼まれてやっていました。
更に、会社の創立記念イベントでも特別なロゴを描いて粗品作ったり。懐かしいです。

バスケットボール

最後は、このブログのテーマの一つになっていますが、ミニバスのコーチ業ですね。
バスケットボールに関するコーチング、技術指導、ルール、審判など多岐に渡る知識が必要で、だいぶ時間を割いていますね。プレイヤーとして少しはやってはいましたが、バスケットの奥深さにハマった感じです。
純粋なバスケの知識だけでなく、道徳などの小学生に対する教育面なども加えると、勉強することの多いこと多いこと。

習得した技術や知識をすぐに部活動の現場でアウトプット。
エンジニアとしての生き方とも共通するところありました。

また、あくまでボランティアのコーチではありますが、小学生は初めてバスケットに触れる年代。
コーチがどのような指導を行うかで、その子たちの将来が決まるを言っても過言ではないと思います。
仕事をしながら、子供たちの将来を背負いながら、常に何かに追われて突っ走っているような感じでした。

その他

今までの10年だけでなく、ついでに20年前まで振り返ると、上記以外にも色々関係ないことばかり勉強していました。
これからは英語だ!って言って、ひたすら英語勉強していた時期もありました。
大西泰斗さんの英語の本を全部買って読破したり。NOVA通ったり。
大西さんの本に出会ってからは、本当に英語に対する考え方が変わりました。
結局、話すことは諦めてしまいましたが、英語のドキュメントを読む際に、大いに役に立っていると思います。

あとは酒ばっかり飲んでましたね(笑)
八戸に転勤する前は、新宿の東口にある某有名歓楽街に会社があった時期がありましたので。
社会勉強しまくりでした。

今後の10年をどう生きるか

ソフトウェア、デザイン、バスケットボール。
この10年、好きで勉強し続けていること。
この3つの要素が、だんだんと自分の中で関係性を強めているように感じています。

八戸ナイターバスケット情報サイトが良い例だと思います。
バスケット関連で自分の欲しかったソフトウェアを開発した訳ですから。
そのコンテンツとして、デザイン面で勉強してきた部分も生きています。

これ以外にも、コーチ業をしていてよく思うこと。
効率良くやろうとすると、ソフトウェアの力が不可欠であるということ。

部活でも試合でも私はiPadが欠かせなくなりました。
練習メニュー見たり、作戦を練ったり、メモを取ったり、選手に作戦を伝えたり。
「あのコーチ、タブレット持ってイキってる!」他校の方からはそう思われるかも。(笑)
でも違うんです。頭悪いだけなんですよ。経験豊かな出来るコーチなら全部頭の中に入ってますからね。

常々思っているのですが、自分が欲しい仕様のソフトが世の中に無いんですよね。
無いので自分で作って使っています。

自分が欲しいソフトがたくさんありますので、1つ1つ作って自分以外の人にも使ってもらう。
この先10年、そうやって生きて行きます。

デブサミに参加して

デブサミに参加して一番刺激になったことは、ソフトウェア技術で世の中を変えようとする開発者たちの生の声を聞けたということでした。
私も自分が使いたいソフトを作り、できれば世の中の多くの人にも使ってもらいたい。と考えていましたので、みんなそれぞれの分野で頑張っているんだなと、大変参考になりました。

多くのセッションを聴講させて頂きましたが、なかでも一番印象に残っているのは、株式会社ナノコネクト殿の「ゲーミフィケーションエバンジェリストが見るあなたの技術力がワクワクするサービスに変わる未来」でした。

ゲームはドラクエ中心にやりますが、ハマって時間を取られてしまうので、目的を設定してやることを心がけていました。
目的の一つは、「ゲームを通じて、自分の開発に役立てられるようなUI/UXの良いところを見つける」など。

そういう考えがありましたので、この講演がとても響きました。

ゲームには、ユーザを夢中にさせる「おもてなし」の要素がふんだんに入っている。
この要素を、課題の解決や、他のビジネスに取り入れること。
これをゲーミフィケーションという。

「求めてたの、それ!」って思いました。
しかも、このゲーミフィケーションには12個も要素があるなんて!
早速、会社のホームページに行って資料請求してしまいました。

今回デブサミから頂いた刺激を、自分の糧にして、今後の10年納得する人生を生きていきたいと思います。

開発ソフトウェア

Posted by oziii18