【スキル体系】リバウンドボール獲得とその後の動作(オフェンスリバウンド)

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リバウンドは本来ディフェンス側に有利なものですので、オフェンスリバウンドを獲得できれば、それだけでチームの勢いにつなぐことができます。
確実に次のオフェンスに繋ぐために、オフェンスリバウンド獲得後の動きについてまとめます。

スキル体系図

解説

 シュート

リバウンドボールをゴールに近い位置で獲得できた場合、そのままシュートに行くのが理想です。
ただし、ゴール下は、相手プレーヤーが密集していることが予想されますので、以下の身体の使い方が効果的となります。

  • ボールはなるべく下げない。最低でも顎下より下はダメ。
  • 安易なドリブルや、腹の前まで下げるのはディフェンスに狙われる危険性が高い。
  • 頭上キープのままシュートフェイク を行ったり、 ピボットで相手をかわす 練習を行うと効果的。
  • ディフェンスの位置に応じて、左右どちらの手でもシュートできるようにするのが望ましい。

余裕があれば、着地せずにそのままタップシュートという選択肢もあります。
決まればディフェンスに狙われることもなく効果的です。
しかし、育成年代では、しっかりと両手両足でプレーすることを優先すべきとのことでした。
確かにカッコいいので、身体能力の高い子どもほど、タップやりたくなりがち。
基本がしっかり身についているなら、何も文句は言いません。

 ドライブ

ゴールより離れたところでオフェンスリバウンドを獲得した場合です。
ディフェンスの位置関係を瞬時に見定めた上で、ゴールに向かってドライブという選択肢もあります。( ディフェンスの位置把握
ディフェンスは、パスアウトするという先入観がありますので、パスフェイクからのドライブがとても効果的です。

 パス

オフェンスリバウンドを獲得したとき、バランスを崩していたり、相手に囲まれてしまっているときには、無理せず味方へパスすることも有効です。
この時、一度シュートフェイクを入れることが効果的。
リバウンド直後のゴール下は、選手が密集している可能性が高いです。
近い味方にパスするよりも、3ポイントラインぐらいまで離れた味方にパスした方が安全です。

 ドリブルで抜け出す

シュートもできず、パスする相手もいない場合には、ドリブルで密集地帯から逃れるという選択肢もあります。

この時、思い切って大きくハーフライン付近まで戻ってしまうことが効果的です。
中途半端なプレイは、相手にボールを奪われてファストブレイクを許してしまう危険性が高いです。

シュートクロックがリセットされ、14秒間の攻撃チャンスがあるので、一旦広げて仕切り直すことも大事です。
広げる際に、バックドアカットした味方にパスするなど作戦を取れる可能性もあります。

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スキル体系図の見方

参考文献