【スキル体系】ブロックアウトを外す(オフェンスリバウンド)

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リバウンドのポジション争いでは、ディフェンス側はゴールに近い場所に居ることが多く有利となります。
オフェンス側の立場では、ブロックアウトされることで、ゴールから遠いリバウンドに不利な場所へ締め出されることとなります。
この時、ブロックアウトをうまく外すことができれば、オフェンスリバウンドを獲得できる可能性が一気に高まります。

スキル体系図

解説

公益財団法人 日本バスケットボール協会 編「バスケットボール指導教本 改訂版 [下巻]」によると、ブロックアウトを外すための個人スキルとして以下5つ紹介されています。

 ストレートカット

ブロックアウトしようと近づいてきたディフェンスがターンしようと横向きになった瞬間、隙をついてゴールに向かって走り込む。

 フェイク&ゴー

ディフェンスがブロックアウトのためにターン。
ターンして背中に背負ったあとは、オフェンス側の動きを見てスライドを行う。
ここを逆手に取り、1歩踏み出してスライドさせ、逆方向にサイドキックしてリバウンドに飛び込む。

 ステップバック

ブロックアウトしたディフェンスが、外に押し込もうとして体重をかけてきた瞬間、1歩後ろに下がってバランスを崩す。その隙にリバウンドに飛び込む。

ここまでは、ブロックアウトしている相手プレーヤーとの駆け引きが重要となってきます。( 相手との駆け引き
頭でやり方を覚えたとしても、試合で咄嗟にできる可能性が低い気がします。
練習に組み込み、普段から実践することができる環境づくりができたらと思いました。

 スピンムーブ

ブロックアウトで完全に押され込まれてしまった場合、相手の背中に自分の半身を密着させ、相手に近い方の足を軸に  リバースターン を行うことで効率よく相手より前に出ることが可能です。

 

 スイムムーブ

水泳のクロールの要領で、相手の腕を上から押さえ込む。
同時に、自分の足を相手の足の前に出して、ディフェンスをブロックアウトするというスキルです。
大前提として、相手よりも自分の腕を高く上げておくことが重要です。
やはりリバウンド争いの場面においても、 ハンズアップ が重要です。

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スキル体系図の見方

参考文献