【ミニバス】初心者審判 公式戦デビュー(1)
こんにちは!
今回は、審判の話を書きたいと思います。
ミニバスのコーチをやっていますが、帯同審判として審判の活動も行っています。
チームに1人、帯同審判を置く必要がありますので、コーチ就任をきっかけにE級審判ライセンスも取得しました。
審判講習会や練習試合など実践練習を経て、先日の新人戦で公式戦デビューしました。
今回の記事では、デビューした公式戦の流れに沿って振り返ってみます。
もしもこの記事が、私と同じような審判初心者の方のお役に立てたらうれしいです。
試合開始まで
公式戦が初めてということで、担当する試合開始の1時間前に会場入り。
余裕を持って準備やミーティングを行うよう、協会側からのご配慮頂いたようでした。
一緒に審判する予定の方が、1つ前の試合も吹いていましたので、ゆっくり準備をしながら試合を見て勉強させて頂く時間となりました。
担当する試合のアップの時間となり、簡単にではありますがミーティングを行って頂いています。
そこで、公式戦初めてだということを伝えたところ、以下のアドバイスを頂きました。
- 笛は自信を持って思いっきり吹くこと。
- 攻撃方向を示すときには、ジェスチャーよりも声で伝えると分かりやすい。
頂いたアドバイスの通りでした。
初めての公式戦で緊張しまくりですが、堂々としていることが重要。
間違ったとしても、自分の考えをしっかり示すことが重要。
自分の考えがしっかりあれば、反省して次で修正することができますからね。
もし間違ったら主審が助けてくれるし。笑
副審(アンパイア)の役割
ところで、主審のことをクルーチーフ(Cc)、副審のことをアンパイア(U)と本当は呼びます。
ルールブックを見る機会が多くなりましたが、本当にカタカナばっかり!
この記事では、主審と副審の記載で統一します。
初心者なのでお許しを。
この大会、いや公式大会は全てなのかもしれませんが、主審はD級以上のラインセンス保持者でなければ担当できないとのことです。
そのため、私は副審となります。
ちょっと話が横にそれますが…
八戸のU-12カテゴリでは、D級以上の審判が足りないらしいです。
つまり、主審を担当できる人が足りないので、できる人が連チャンで吹く状況となってしまっています。本当に頭が下がる思いです。
いつか自分も主審として協力させて頂ける日が来ればとは思いますが、まだしばらく先になることでしょう。
主審と副審の違いについて、自分が理解していることをまとめます。
正直なところ、まだまだ勉強不足で、理解が行き届いていない部分もありますが。
- 試合開始3分前、1分前の合図は主審。
- インターバル後の3クォーター始まりの合図は主審。
- 1クォーター開始時のジャンプボールトスは主審。
- 2〜4クォーター開始時に、選手にボールを渡すのは主審。
- クォーター開始時に行われるメンバーチェックは、副審が確認する。
ゲームの最中は、ほとんど違いは無いと思っています。
違いがあるのは、ゲーム開始前や終了後、インターバルの時。
副審の私は、今回初めてメンバーチェックをちゃんと行いました。
クォーター開始時に、出場する選手がスコアラーズテーブルの前に並び、背番号を確認してもらうアレです。
選手たち「メンバーチェックお願いします!」
選手たち、背中を向ける。
オフィシャル「4、5、6、7、8。。。OKでぇす!がんばってください!」
選手たち、前を向く。
選手たち「ありがとうございました!」
ってやるやつ。
正直、今までの練習試合などの実践練習時には、しっかり確認していませんでした。
次からは、ちゃんとやります。
メンバーチェックの重要性
ミニバスは、このメンバーチェックがとても重要となります。
それは、以下のルールがあるためです。
第3クォーターまでに10人以上のプレーヤーが少なくとも1クォーター以上、2クォーターを超えない時間だけはゲームに出場していなければならない。
JBA 2021バスケットボール競技規則
文字で読むと分かりにくいですよね。要は、
- 1〜3クォーターの間に10人以上出してね。
- ただし、同じ選手を1〜3クォーター全部出さないでね。
ということです。
このルールに違反すると、コーチがテクニカルファウルとなります。
そのため、副審が目を光らせて確認する訳です。
このルールは、競技規則に経緯までは記載されていませんが、育成のためだと思います。
なるべく多くの選手に試合を経験させるために。
ヘッドコーチを1年やってやっと慣れましたが、結構頭使うんですよね。
登録選手が10人未満になると、更に難しくなります。
(特例として、8〜9人の登録も認められています。8人未満は大会にエントリーできません。)
1クォーターとか2クォーターで、怪我で急遽交代ってなると、もう訳わかんなくなってました。最近は、何が起きても良いように事前準備してますので、もう大丈夫。
つづく…
ちょっと長くなってしまったので、続きはまた次回に書きます。
それでは!