【ミニバス練習】3対2パッシング

2022-02-08バスケ練習チーム, 練習メニュー

こんばんは。OZIIIの18番です。
今までナイターネタばかりでしたが、とうとう初のバスケスキルネタ行きます!

第一弾は、ミニバスの基礎練習の中から、3対2パッシング(パス回し)
目的、方法、おぢさん目線での気づきなどなど、まとめてみようと思います!

はじめに

ブログはじめました に書いた通り、最近ミニバスの練習に参加する機会が増えてきたんですね。
一応教える側の補助として。一応ね…。
下手なりにまあ分かってる方だろと思ってましたが、得るものの多さに驚きましたね。

多い時には週3とか練習してても、ナイターの練習といえば、ほとんどがシューティングとゲーム形式。
大人になってから基礎を学べる機会というのはそうありませんからね。

そういう意味で、ミニバスの練習は、とても貴重な時間になってます。
勉強になりまくり!です。

最近体育館デビューした小3の息子のためにも、ここで自分がしっかりと深く習得して、正しいことを伝えらるようにならねば!という使命感のもと、やっていきます。

物事を発信することや人に教えるというアウトプットが、学びの一番の近道だそうです。
いきなり実感しましたね。
『バスケットボール指導教本 上下巻』はじめ、バスケ関係の書籍、記事など、ブログ始めてからいろいろ読むようになりましたからね。
適当なことは書けませんからね。

という訳で、ただ「練習見て勉強になりました」ではなく、コーチの教えをベースに書籍などで勉強して、自分の中に落とし込んだ情報を発信していこうと思います。

自分のような基礎練習に恵まれないおぢさんバスケットマンの方々、そして、お子さんバスケットマンを持つ保護者の方々に、少しでも有益な情報が届けられればと思っております。

ただし、超基礎的な内容となりますので、ご了承ください。
それと、間違ってること書いてたら、先輩バスケットマンの方、ご指導ご鞭撻よろしくお願いします。
コメントでご指摘ください。速攻で直します。

概要

前置き長くてすみませんね。やっと本番入ります。
まずは3対2パッシングの概要から。

この練習は、オフェンス3人、ディフェンス2人の5人組で行います。
センターサークルなどサークルを利用し、その外側にオフェンスが三角形を作ります。
ディフェンス2人はサークルの中でスタンバイ。
図に書くと下のような感じです。

この状態から、オフェンスはディフェンスに取られないようにパスを回す。
ディフェンスはひたすらパスカットを狙う。
という練習です。

コーチの話では、学生時代は「鳥かご」と呼んでいたらしい。
ディフェンスが鳥ですね。

目的

この練習、指導教本にも載っている練習でした。
目的のところを引用すると以下の通りです。

数的優位な状況で生まれるノーマークのプレイヤーに対して、確実にパスをする能力を身につける。

『バスケットボール指導教本 改訂版 下巻』公益財団法人 日本バスケットボール協会

ディフェンス2人に対して、オフェンスが3人と1人多いですね。
確かにオフェンス数的優位。1人はノーマークになりますね。
ボールを持っているオフェンスは、そのノーマークを見つけ出し確実にパス!
そういうスキルを身につけるということですね。

ディフェンスの立場に立ったらどうでしょう。
数的不利です。
それでも、逆境にめげず止めなければなりません。でないと試合なら点を取られます。
不利な状況でパスカットするためにはどうすれば良いでしょうか?
そういう練習にもなりそうですね。

このような数的優位な状況、速攻時によく見られる光景だと思います。
ミニバスの試合の方が、攻守が目紛しく入れ替わる印象があり、更にこのような場面が多そうですね。

手順

初期状態はこうです。

ボールマンである 青1 に、近い 緑1 がぴったり付いてプレッシャーかける。
ボールマンにプレッシャーをかけるのは基本中の基本ですね。
フリーにしたら試合ならドリブルでがっつり攻められます。

もう一人のディフェンス 緑2 は、中間位置で 青2 または 青3 へのパスカットを狙う。
これがディフェンスの基本形。

青1は、大きくピボットして緑1を揺さぶります。
そして、「青3に出すぞ!と見せかけて青2に出す!」のようにフェイクも駆使!
緑1だけでなく緑2も揺さぶります。
ディフェンスを揺さぶりながら、確実にノーマークの味方を見つけてパスを出すのですね。

おっと、華麗なフェイクからのパスが青2に通りました。

すると今度は、ボールマンである 青2 に、近い 緑2 がプレッシャーをかけます。
緑1 は中間位置に下がって、パスカットを狙う。

この繰り返しですね。

ポイント

パスコースを制限する

おぢさん的に勉強になったのは、コーチによる以下の指導でした。

緑1 はただボールマンにプレッシャーをかけるだけでなく、パスコースを制限しなさい。

もう一度図を見てみましょう。

上図では、 緑1 は敢えて左側によってディフェンスしてますね。
青2 へパスを出しにくくしているのです。
パスコースを制限しているのですね。
そうすると、緑2青3 へパスが出される確率が高いと考えることができる訳です。

パスコースは2本

よくよく考えると、「ディフェンスは2人で1人少ないけど、パスコースは2本。同じ数だよね」と気づきました。
ディフェンス1人につき、パスコースを1つ封じ込めてやればいいのです。

実際の試合では、パスだけではなく、シュートやドリブルもあるので単純ではありませんが、パスコースという意識を持つと、効果的なディフェンスができそうだと思いました。

仲間同士の連携

更にこの練習を通じて、仲間同士の連携がとても大事だなぁと気づきました。

緑1 は、「俺が 青2 へのパスコースを塞ぐ!お前は 青3 を頼む!」と背中で語るのです。
これに対して 緑2 は、「よっしゃ!お前の心意気は受け止めた!青3 へパスが来たら俺はただではおかない!」

瞬間瞬間でこのような心の会話を行うのですね。
いや〜チームスポーツですね。
なんかいいですね。

以上、3対2パッシングという練習を取り上げました。
はっきり言って、今までディフェンスしてて、全然頭使ってませんでしたね。
というか自分のマークマンだけで精一杯でしたね。
これが最大の気づきだったりします。

次試合したら、味方が何を思ってディフェンスしているのか、背中の発言を読み取ろう!と思いましたね。
早くゲームしたい!

今後も、こんな感じでやっていきます。
低レベルですみませんが、どうぞお付き合いください。

2022-02-08バスケ練習チーム, 練習メニュー

Posted by oziii18